Jasp開発チーム
中野 純司
(統計数理研究所)
山本 由和
(徳島文理大学)
小林 郁典
(徳島文理大学)
藤原 丈史
(東京情報大学)
本多 啓介
(オープンテクノロジーズ)
ご意見・お問い合わせ

| TOP |
Jaspの操作例
注意
  1. 現バージョンのJaspは実験的でたくさんバグがあります.我々の環境で以下のような操作作業を確かめました.
  2. 動作の意味(どのような統計計算が行われるか)は後に別のページで説明されますが、大部分がプログラムや関数の名前から簡単に分かるとおもいます.
  3. Jaspクライアントプログラムは2つのウインドウを開きます.片方のウインドウはCUIウインドウで、2つのサブウインドウに分かれています.もう片方はGUIウインドウで、サブウインドウが3つあります.
  4. Jaspクライアントは"File" -> "Quit"を選んだら終了します.

プログラム例の実行
  1. CUIウインドウからプログラム例を読みだしてください.もし、Jaspアプリケーションを使っているのなら、"File" -> "Open File"を選んでください.この操作はファイルオープンアイコンをクリックすることでも代用できます.例題のディレクトリから一つプログラム例を選び出してください.
  2. プログラムはCUIウインドウの上部に読み出されます.
  3. "Edit" -> "Select All" を選んでください.これは "Select all" アイコン()をクリックすることで代用できます.
  4. "File" -> "Evaluate" を選んでください. "Evaluate"アイコン()をクリックすることで代用できます. 結果は、CUIとGUIウインドウに描かれます.
  5. 別の例を実行したいときは、"Edit" -> "clear editor area"を選んで、上記のステップをやり直してください.

CUIウインドウを使おう
  1. CUIウインドウの下半分(Input/Output area)で、コマンドを打ち込みます.以下に例を示します:
    Jasp > x1=3 
    Jasp > x2=x1+3
    Jasp > x2
    6
    Jasp > y1=JaspMatrix([[1,2],[4,3]])
    Jasp > y1
                   1   [Var.1]   2   [Var.2]     
    1     [No.1]       1.0           2.0         
    2     [No.2]       4.0           3.0         
    
    Jasp > y1inv=y1.inv
    Jasp > y1inv
                   1   [Var.1]   2   [Var.2]
    1     [No.1]      -0.600000      0.4
    2     [No.2]       0.8          -0.2
    
    Jasp > yy=y1*y1inv
    Jasp > yy
                   1   [Var.1]   2   [Var.2]
    1     [No.1]       1.0           0.0
    2     [No.2]       0.0           1.0
    
    Jasp >
  2. GUIウインドウにも結果が現れます.
Copyright c 2000 by Project Jasp All Rights Reserved